現在では大人用から子供用まで幅広く親しみのある伝統民芸品でありオリジナルの印刷デザインでお気軽に特注作成できるようになりましたハンテン・法被です。
オリジナルハッピの語源は古代まで遡る事になり、束帯を着る際に、袍(ほう)の下に着用した袖のない胴衣「半臂」(はんぴ)に由来し現在の、オーダーはっぴ・ハンテンと呼ばれるようになりました。
江戸時代になり、家紋などを大きく染め武士が着用するようになったオリジナルオーダー法被・ハンテンですが、当時は胸紐つきの単で、羽織同様襟を返していました。そして、同時代に庶民の間で発祥していた、防寒着として羽織のような形の「はんてん」と、次第にハッピと同義語として扱われるようになりました。
- 祭り袢纏・神輿はっぴ
用途の定番でもある祭り。子供から大人までの幅広く年齢・性別問わず使用されている法被です。
夏には、襟に名入れ印刷を施しオリジナルデザインを作成し、オーダープリントを施した神輿を担ぎ賑わう袢纏姿が良く街で見受けられます。
- 印ハッピ・袢纏
背中に屋号や職業を表す文字を大きく印刷して、鳶職や酒蔵・火消しや植木職人など店舗用の激安半纏。文字や家紋の入るものの総称して印法被と言います。
職人の方の制服やオリジナルのユニフォームとして着用される事が多いです。