自分で半纏を洗濯したい

なぜならば、オーダーメイド名前入れはんてんに印刷されているインク自体に耐水性があり色が溶けだす事が無い為に色あせや色移りの心配がなく、手あらいは勿論の事、洗濯機をご利用頂いても何ら問題が無いからです。

あえて一つ気を付けていた方が良いとされる点を挙げるとするならば、これら名前入れ別注プリント方式の場合にはインクが別注はんてん生地へ乗っている状態で色付けされているが故に摩擦に弱いと言う点がございます。

ですので、他の服と一緒にガラガラと洗ってしまわないと言うだけでなく、出来ればオーダーメイド半纏を綺麗に畳んだ状態でネットに入れる事が推奨されます。

一番取扱いに困ると言われている染めで作成された半纏。和の趣ある伝統的な「染色」の注意点は「色移り」「色褪せ」であり、以下の手順通りに手入れを進めて頂ければ濃い染色をなるべく保ったままにご利用いただけます。

①水量の少ない、節水式などの洗濯機のみしかご利用できない場合にはたっぷりの水を入れた浴槽等でオーダーメイド法被を揉み。洗濯機で水たっぷりにするのが可能であるのならば最大の水量をもって洗濯機にかけます。理由としましては、名前入れハンテン生地から出て来た染色インクを薄める水の量が少ない程に他の色のはんてん生地を染めて行き、色移りしてしまう為です。また、上記と同じ理由で2着以上の半纏を同時に行わない様お気を付け下さいませ

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②オーダーメイド法被に汚れがほとんど見当たらないのであれば、洗剤は使用せずに水のみを推奨しています。どうしても使いたい場合にも色落ちの少ない中性洗剤を必要最低量だけに留め、出来るのであれば色止め剤のフィックス剤を活用して名前入れ半纏を普段通りに作業致します。

③脱水作業が待っています。この時に長時間に渡って洗濯機で回す事はお避け下さいませ。別注ハンテン・ハッピの布に染みていた色のついた水が遠心力によって移動して、色が移ってしまうからです。可能であれば5~10秒の脱水後に停止させ、再度5~10秒の脱水と何度か作業を続けるとはんてんの色が移りづらいです。